検索エンジンを使ってホームページにアクセスする人のうち、日本国内では83%はYahoo!とGoogleのいずれかです。つまり、SEO対策というのは、Yahoo!とGoogleの2つの検索エンジン対策にほかなりません。さらに絞り込めば、Yahoo!が50%でGoogleが33%程度といわてれいますが、近年のGoogleブームもあいまって、この差は今や微々たるものになってきています。ちなみにアメリカやヨーロッパではこれが逆転していて、1位がGoogleで2位がYahoo!となります。
Gooやライブドア検索などの、いろいろな検索エンジンを想起される方も中にはいらっしゃいますが、これらの検索エンジンはすべて、Yahoo!やGoogleの検索機能を「外注」してレンタルしているに過ぎません。MSNや百度(バイドゥ)のような、独自の検索エンジンを使っている検索サイトも存在しますが、その利用者を全部合わせても、検索エンジンのシェアの2割にも満たないのです。
つまり、Webマーケティングを実践するためにはYahoo!とGoogleの2大検索エンジンを完全制覇する必要があります。そして、この2大検索エンジンを制覇するには、この2大検索エンジンの特性をしっかりと理解しなくてはなりません。
しかし、だからといってこの2大検索エンジンにこれといって大きなSEOの違いはありません。もちろんYahoo!とGoogleでは検索順序も違いますし、検索エンジンの仕組み自体もまったく違います。しかし、基本的に「こうすれば検索結果で上位に表示される」というルールはほとんど同じで、極端な違いはありません。しかし、2大検索エンジンの違いをしっかりと認識しておくことで、より効果の高いSEO対策を施すことが可能になりますので、しっかりと覚えておいてください。
Yahoo!やGoogleといった検索エンジンは、ユーザーから見ればどれも同じ、検索ボックスに調べたいキーワードを打ち込んで、ウェブ上にある様々なウェブページからキーワードを探し出せるサービスで、検索結果としてたくさんのウェブページがリストアップされます。このように、一見同じサービスを提供している検索エンジンですが、その仕組みは大きく次の2種類に分類されます。その2種類とは、「ディレクトリ型検索エンジン」と、「ロボット型検索エンジン」です。
この2つの検索エンジンの違いは、情報の「収集方法」の違いによって分類されます。ディレクトリ型に分類される検索エンジンは、そこに掲載する情報を人間によって収集され、各々のウェブサイトの取り扱っているトピックによってカテゴリ別に分類した上で掲載します。
それに対して、ロボット型検索エンジンはクローラーと呼ばれる情報収集プログラムを利用して、インターネット上に存在する無数のウェブページを自動的に収集、データ化して「検索アルゴリズム」という技術を使い、情報を評価・ランク付けして牽引(インデックス)を作成し検索サービスを提供します。
つまり、ディレクトリ型エンジンは人間の手によって情報を収集して整理された検索エンジンで、ロボット型は機械的にウェブページを収集することで表示された検索エンジンなのです。
ロボット型の代表格となる検索エンジンがGoogleで、Yahoo!はハイブリッド型といって、ロボット型とディレクトリ型の両方の併用を採用している検索エンジンになります。Yahoo!は検索結果で上位に表示されるウェブサイトに関して、「サーファー」と呼ばれる審査担当者がチェックしたウェブサイトを優先して上位に表示するようになっています。
次にYahoo!とGoogleとでは、主な利用者に違いがあります。Yahoo!の利用者はネットの初心者や主婦、学生などが多いので、「B to C」としての使用が圧倒的に占めます。GoogleはIT系やシステム系に強い業界のビジネスマンが多いので、「B to B」としての使用率が高いといえます。ですが、これらはあくまでも統計的な傾向でしかないので、法人向けのサービスをしているからGoogle対策しかしなくていいのかというと話は違ってきます。結論をいうと、Yahoo!とGoogleの両方で検索したときにベスト10入りをするようになるのが理想的です。
Googleは「ページランク」というウェブページの重要度を測る技術を持っています。多くの良質なページからリンクされているページは良質なページであるという思想のもとにページの重要度を割り出しているのです。そのため、リンクの数が多ければ多いほど高評価となり、上位にランクインされやすくなります。
対して、Yahoo!は3つの点を重視しています。1つはYahoo!カテゴリの登録サイト。Yahoo!カテゴリとはサーファーによって審査され、優良と判断されたウェブサイトを検索エンジン上のディレクトリに牽引(インデックス)登録されるもので、企業の場合はYahoo!カテゴリに登録されるためには有料の審査料が必要です。登録されると、ディレクトリからリンクが張られ、YSTと呼ばれるYahoo!独自の検索テクノロジーにより優先的に上位に表示してもらえるようになります。
次にYahoo!が重視するのは、運営年数の長い、歴史のあるサイトからリンクされているかという点です。そして、自社のホームページと関連性の高いキーワードで上位表示されているサイトからどれだけリンクされているかという点も重要な要素となります。以上、3つの点からYahoo!は「リンクの質」を重視しているといえるのです。